林野庁では、地球温暖化防止のための世界初の国際協定である京都議定書が発効した2005年から、木材を利用することの意義を皆さんに知っていただき、暮らしの中に木材製品を取り入れることで、日本の森林を育てていく国民運動として、「木づかい運動」を展開しています。
さらに、2015年の国連総会において採択された持続可能な世界を実現するための目標を示した「持続可能な開発目標(SDGs)」では、木づかい運動の推進は、森林の循環利用や森林分野の様々な主体による協力や活動の強化により、SDGsへ大きく貢献することが期待されているといえましょう。
木づかい運動のシンボルとなる「木づかいサイクルマーク」は、国産材を利用して作られた製品やこれを販売する300以上の企業・団体が使用いただいている環境貢献の証としてのマークです。木づかい運動を応援している企業や団体のパンフレットや名刺などにも使用いただけます。
木づかいサイクルマークのデザインは、日本の美しい森の再生を願い、「植える、育てる、収穫する、上手に使う」という森のサイクルをコンセプトとしています。
このグリーンのサイクルは、「無限」をイメージし、森のサイクルが永久に持続可能であることを表現しするとともに、豊かな森林で地球温暖化防止や森を育てるエコ活動など地球環境を思う人たちの連携やつながりをイメージしています。
みんなに教えてあげよう