木づかい運動への参加を表明するためのツールとして「木づかい運動ロゴマーク」があります。自社の名刺やパンフレット、会社案内、環境報告書等にロゴマークを掲載し、環境への配慮・貢献を行なっている事をアピールできます。
求人情報誌の発行により日頃から紙を多用している株式会社北海道アルバイト情報社は、「木づかい運動」に賛同し、北海道産間伐材を使った紙でノベルティグッズを作りました。当グッズは、取引先に配布し、地域材を使うことで、身近な森の整備に貢献していることをアピールしています。また、イベント協賛時の印刷物にも国産材用紙を使用し、「木づかい運動」の普及啓発にも協力しています。
南都銀行はCSR活動の一環として、このたび「木づかい運動」に参加し、県産材の消費拡大や県内林業周辺産業の活性化を図っています。イベントの来場アンケート回答者に対し、吉野産スギ間伐材を使用した割り箸約500セットを配布しました。割り箸の台紙の裏面では「木づかい運動」と吉野地域の林業周辺産業を活性化する「Yoshino Heartプロジェクト」を紹介しています。
アサヒビール(東京都墨田区) は、広島県の庄原市と三次市に保有している「アサヒの森」(2,165ha)で産出されるヒノキ間伐材を使用したオリジナルグッズの販売を全9工場のギフトショップで開始しました。販売されているグッズは、「ヒノキ祈願しゃもじ」、「ヒノキ箸」、「バードコール」、「ヒノキ湯玉」や「アニマルパズル」など6アイテム。これらの商品を通じて、自社の環境配慮への配慮の訴求とともに、森林を元気に育てていくための間伐について理解を深め、環境保全について考えるきっかけにしてもらうこともねらいです。
コンビニエンスストアのローソンでは、環境貢献活動の一環として店頭での「緑の募金」活動や緑化整備活動等を全国で実施している。これらの活動のシンボルとして毎年5月の第3日曜日を「ローソン花と緑の日」と定め、店頭での花の種を配布している。このパッケージには国産材用紙を使用し、裏面には、木づかい運動の説明をロゴマークとともに掲載している。
間伐が進まない一つの要因の一つとして、間伐をするための費用や工場までの輸送費用を賄えず、間伐しても赤字になることが挙げられます。
「森の町内会」は、紙の代金に数%(※)の間伐代金を上乗せして販売し、上乗せ分は間伐への支援金として山に還元しています。
これらの仕組み活用した制作物には、木づかい運動ロゴマークや森の町内会のロゴマークを添付することができるため、貴社・貴団体の環境貢献をアピールすることができます。
関東を中心に全国規模で多くの企業・団体が参加しています。
※1kgあたり15円程度が目安となります。
日常使う封筒やコピー用紙は間伐材製品にすることも、オフィスで身近にできる木づかいです。最近の環境志向を反映し、間伐材から作った紙製品も最近は増えてきており、国や地方公共団体をはじめ、一般の企業にも普及しつつあります。
オフィスの内装やオフィス家具に木を取り入れることにより、エコロジーな空間とともに、健康的な空間の創出など、さまざまな効果も期待できます。
また、木製品を使用することにより、温暖化防止にも貢献します。
(樹種によらず木質部分の重量1kgに対して、500gの炭素を固定。CO2換算で約1,833kgを固定)
国産材製品にロゴマークを添付して、製品の環境貢献性を訴求し、製品の価値を高める。
製材品や家庭用品、文具、玩具、家具など製品の包装や製品本体にロゴマークを添付したり、焼印を入れるなどして、環境に優しい製品であることを訴求し、価値を向上させている製品も多くあります。
みんなに教えてあげよう